避妊手術とは、子宮や卵巣を摘出する手術のことです。犬や猫は若いうちに避妊手術をおこなうことが推奨されています。
その目的には以下のようなものがあります。
犬:2回目の発情までの手術で約90%予防
猫:12ヶ月齢までの手術で約85%予防
*子宮蓄膿症は中高齢の犬で多く、命にかかわることもある病気です。
*猫の乳腺腫瘍は9割が悪性といわれており、リンパ節や肺に転移してしまうことも多いです。
避妊手術には2種類の方法があります。
従来から行われている一般的な手術の方法です。
超音波メスもしくはシーリング装置を使用します。
当院では、傷口が小さく痛みも少ない、腹腔鏡手術をお勧めしています。
腹腔鏡手術は小さな傷口から内視鏡カメラを通して、お腹の中をのぞきながら超音波メスもしくはシーリング装置を用いて行う手術です。
場合によっては腹腔鏡手術が困難な場合があります(肥満、高齢など)
手術中に獣医師の判断で開腹手術に切り替える場合がありますのであらかじめご了承ください。
術前検査と合わせて6〜12万円(税別)ほどになります。
※ 手術方法により料金は異なります
手術内容の変更や患者様の年齢や状態により別途費用が必要になることもあります。
費用の詳しい内容はお問合せください。
広く行われている手術ですが、以下のような後遺症・合併症の可能性があります。
当院では開院より多くの避妊手術を行なっており、その多くが腹腔鏡避妊手術となっています。
手術のためにお腹を大きく開けることに抵抗がある飼い主様や手術後の回復が早いことなど
腹腔鏡避妊手術を当院ではお勧めしていますので、
避妊手術に関するご相談やご予約はお気軽に当院までご連絡ください。