機体チェックリスト
日常的に機体の状態を確認することで、フライト時の機体トラブルを未然に防ぐことが可能です。
フライト前とフライト後に、下記の項目の機体チェックをお願いします。
総飛行回数200回、50時間のいずれかに該当する場合は、代理店もしくはDJIサポートでの点検を推奨しております。
日々の点検
- 機体外部に損傷、歪み等の変形なし(プロペラ含む)。
- ネジなどの脱落なし。
- タブレットのキャッシュ領域の確認。
- 送信機とタブレットを接続するケーブルの確認。
- しばらく放置したバッテリーの使用の際は完全放電~満充電の実施が必要。
- 機体、送信機のファームウェア及びアプリは最新かを確認。
- 機体(プロペラは外した状態)、カメラ等動作確認。
- 機体、機材の清掃。
- 飛行していなくても週に一度は飛行動作確認を行う。
ファームウェアアップデートがあったタイミングでの調整
- 業務などを行う直前には行わず、テストできる余裕が持てる時にアップデートを行う。
- 所有全バッテリーのファームウェアアップデート。
- 所有全オプションカメラ(交換式の場合)のファームウェアアップデート確認。
- ファームウェアアップデートを行ったタイミングでIMUキャリブレーションの実施を推奨。
(周囲に磁気がなく、完全なる水平の場所で行う。実施中は一切振動を与えないこと。) - ファームウェアアップデートを行ったタイミングで送信機キャリブレーション実施。
- 問題や変更点を確認するためのフライトテストを実施。
飛行直前
- 風量は支障ないか確認。
- 機体外部に損傷、変形なし(プロペラ含む)。
- 機体バッテリー、送信機、使用モバイルは十分に充電済。
(しばらく放置したバッテリーの使用の際は完全放電~満充電の実施が必要) - 収録するメディアが入っているか。
- プロペラが正しい位置に取り付けられている。
- 機体、送信機のファームウェア及びアプリは最新。
- フライトモード確認。
- ゴーホーム高度確認。
- フェールセーフ時の設定(自動帰還ORその場着陸)。
- 緊急停止の仕方を覚えているか。
- 高度制限設定。
- 距離制限設定(必要であれば)。
- 環境干渉確認(GPS状況、コンパス干渉状況)。
- 障害物検知機能ON/OFF確認。
- 送信機操作モード設定。
- 環境干渉確認(周辺電波状況)。
- バッテリー温度確認。
- バッテリーエラーチェック。
- モーターが正常に始動、機能するか(異物混入、異音等の異常なし)。
飛行開始時
- ホームポイントが正常に更新されたか。
- 風量は支障ないか確認。
- 周囲、上空に障害物や危険がないか確認。
- ステータス情報正常(IOS各情報、距離、高度、GPS受信など)を確認。
- 目線の高さまで上昇させ、ホバリングが安定しているか確認。
(高度 約5m地点での垂直精度±0.8m 水平精度±2.5m) - 機体操作正常(各スティックをゆっくり動かし、動作確認実施)。
- 周囲の安全を確保し、飛行開始。
- 風量は支障ないか常時確認。
- 周囲、上空に障害物や危険がないか常時確認。
- ステータス情報正常(IOS各情報、距離、高度、GPS受信など)を常時確認。
飛行後
- 機体、プロペラなどに損傷、欠落がないか確認。
- タブレットのキャッシュ領域の確認。
- 汚れが見受けられる時は、その場で軽く清掃する。
- 片付け。ゴミを残さない。
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