Cendence 送信機

Cendence送信機は、Inspire 2、TracktennaとCrystalSkyモニターを組み合わせ、高度に一体化されたユニットを構築するという発想から設計されました。Cendenceを使用することにより、操作性が向上し、Inspire 2の実力を最大限に引き出すモジュール構成を実現します。

Cendence の特長

Cendence送信機はInspire 2のためにカスタム設計されましたが最大5個のアナログ制御チャネル、10個以上の割り当て可能なボタンを搭載、全体の操作効率性を向上させました。
Cendenceは、アンテナ交換が可能な設計です。高利得アンテナやDJI Tracktennaは、DJI Lightbridge技術のパフォーマンスを強化し、全体的に干渉耐性と画質を大幅に高めています。

マルチドローン互換

効率的で柔軟なデザイン

カスタマイズ可能なボタン

新LCDディスプレイ

ダイヤル、レバー、ノブ

フロントパネルの2つのノブでジンバルのピッチとヨーを操作し、左右のレバーとフォーカス調整ノブでフライトコントローラー設定とジンバルカメラをリアルタイムで調整します。これにより、プルフォーカスと絞りの設定が行えます。

カメラ設定

ショートカットボタンを割り当て、素早くカメラ設定を行うことができます。特定の設定をまとめたり、使用頻度の高い設定を保存したりできます。

カスタム機能

ボタンを割り当て、フォーカスピーキングやカラー波形、障害物回避、ホームポイントの再設定、接近警告、飛行中のヒントなどの機能を、アプリを使用せずに有効/無効を切り替えできるようになります。

ボタンの組合せ

特定のボタンを押した状態で、ダイヤルを回したり、左右のレバーでトグル操作をすると、ジンバルロール、シャッタースピード、絞り、ISOを切り替えられます。

脱着可能設計、CrystalSkyに対応

CRYSTALSKY

バッテリー

PCB

アンテナ

2オペレーター制御

より高精度なカメラ操作が必要な場合、Cendence送信機はInspire 2の送信機
または別のCendence送信機と、マスターあるいはスレーブ送信機として接続できます。

複数ポート

SDIとHDMIポートで1080i50および720p60の放送に対応します。CANポート経由で、DJI Focus、Tracktennaまたはその他の対応アクセサリーと接続できます。Tracktennaを使うと、2.4 GHzまたは5.8 GHzの周波数帯で安定した広帯域幅の長距離伝送が可能です。
Inspire 2と併用すれば、Tracktennaは2 km以内で10 Mbpsの最大伝送速度を実現し、ビデオダウンリンク品質が大幅に向上します。 USBAポートはその他のモバイルデバイスとの接続に対応しています。

デュアル周波数 指向性アンテナ

再設計されたCendenceのパッチアンテナは、利得を大幅に向上させ、4km以内の範囲で最大10Mbpsの高品質な動画伝送を提供します。さらに、増大した利得が最大伝送距離を7 kmから10 kmに延長し、より安定した信号伝送と滑らかな操作性を確保。これにより、総合的な安全性が実現されします。 *それだけでなく、アンテナは特定の方向に信号を送信し、別の方向からの干渉を効果的に削減します。その結果、伝送はより安定し、信頼性も高まります。

* 障害物や干渉がなく、FCC準拠でアンテナが機体の方向を向いている場合。

バッテリーシステム

Cendenceは、最大稼働4時間の脱着可能なバッテリーを使用しています。バッテリーが切れた場合は、満充電のバッテリーと交換したり、電源ポートからCendenceを充電したりできます。Cendenceは、CrystalSkyモニターと同じバッテリーを使用しているため、製品の互換性が向上しています。

多彩なアクセサリー

多彩なアクセサリーの使用で、Cendenceの使用性がさらに向上します。
Cendenceサポートリグを使用すると、送信機の重量を分散でき、長時間の使用が楽になります。
コントロールスティック カバーを装着すると、スティックの隙間への埃の侵入を防ぎ、スムーズで信頼性の高い操作性を実現します。
取り替え可能なモバイルデバイス・ホルダーで、CrystalSkyモニターの代わりにスマートフォンやタブレットを取り付けられます。

互換性

現在、CendenceはInspire 2とMatrice 200シリーズの機体と互換性があります。