DJI GS Pro

重要な飛行ミッションを簡単に

DJI GS Pro (Ground Station Pro)は、ドローンオペレーションを拡張できるiPadアプリです。自動飛行ミッションを実行し、飛行データをクラウド上で管理。プロジェクト全体で連携してドローンプログラムを効率的に実行できます。

DJI GS PRO紹介ビデオ

飛行データ管理

クラウド上で飛行データを安全にバックアップし、ミッションに高い信頼性と正確性をもたらします。飛行ミッション/機体/メンバー/フライトログの履歴情報を参照して、ワークフローを最適化できます。飛行ミッションデータは、プロジェクトチームのすべてのメンバーに表示され、データ共有が容易になります。メンバーは、他のチームメンバーが行った編集を確認したり、新しいミッション向けの飛行パラメーター設定を複製したりできます。

フリート&パイロットの管理

チームの構築を通して、パイロットとドローンの管理を行えるため、より調整されたミッションを作成できます。
また、異なる権限を持った役割をを割り当て、 コミュニケーションを向上させます。機体のステータスを追跡し、先を見越した購入やメンテナンスの決定を下すこともできます。

エージェント 管理者 メンバー
全プロジェクトを閲覧 参加プロジェクトのみ
全フライトログを閲覧 作成したフライトログのみ
全メンバーを閲覧
メンバーを追加/削除
メンバーの権限を変更
ソフトウェアライセンスを購入・更新

プロジェクト管理

個々のプロジェクトを追跡し、プロジェクト管理のプロセスを合理化することにより、ドローンオペレーションの効率性を向上させます。
プロジェクトステータスへのアクセスは、プロジェクトごとに許可されます。そのため、重要なデータはプロジェクトに関連するメンバーのみが利用できます。

プロジェクト
マネージャー
オペレーター
個人の飛行ミッションを管理
他のメンバーの飛行ミッションを閲覧
他のメンバーのミッション設定をコピー
プロジェクトのアーカイブ&アンアーカイブ
プロジェクトメンバーの管理
ミッション活動の履歴を閲覧
特定のミッションから飛行パラメーターを初期値として設定

ユーザーが必要な飛行区域とカメラのパラメータを設定すると、GS Pro は効率的な飛行経路を自動的に作成します。
機体はミッションを実行する間、この経路に沿って飛行します。飛行中に撮影された画像データは、3D マップを作成するため、
3D 再構築ソフトウェアに入力できます。また、タスク内容を再利用できるように保存することもできます。

飛行区域は、画面上で自由に多角形を描いて設定することができます。
または、機体の GPS の現在位置を利用して、飛行区域の境界線に沿って飛行することで設定することもできます。

写真のオーバーラップ率、高度、撮影アングル、主な飛行経路に対して平行または垂直といった撮影方向、進路角、余白などのパラメータの調整が可能です。インターバル撮影や一定の距離ごとに撮影したり、ウェイポイント上でホバリングしながら撮影したりすることも可能です。

次の2つのフライトモードを使用できます:インサイドモード:インサイドモードでは、選択された区域内で自動的に作成された経路に沿って飛行します。
スキャンモード:指定された区域をカバーする最速経路を算出します。

より正確な3D 再構築を実現するために、初期設定の写真のオーバーラップ率は、対応するさまざまなカメラに最適化されています。この値は単独で調整することも可能です。

3DマップPOIアプリ内課金

3D マップ POI を使用して、高層構造物の詳細なマップを作成することができます。対象物を選択し、対象物と機体との距離を設定するだけで GS Pro は、構造物を周回するために必要な速度や時間といった関連パラメータを算出します。
撮影画像は 3D 再構築ソフトウェアにエクスポートされ、構造物全体の正確な 3D モデルを作成できます。

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KML/SHPファイルのインポートアプリ内課金

KML/SHPファイルをGS Proにインポートすることにより、建物のマッピング効率を飛躍的に向上できます。重要な地理情報を含むKML/SHPファイルを、無線でPCまたはMacを経由してGS Proにインポートできます。また、iPadから直接インポートすることもできます。
ファイルインポートが完了し、マップパネル上の地理情報を左側にスワイプすると、GS Proがその地理情報に基づき、飛行ミッションを自動作成します。これにより、ユーザーは簡単に正確なマッピング作業をできます。
さらにウェイポイントの調整で、より柔軟なマッピング作業をすることができます。GS Proが目的の建物の図形情報を正確に作成できなかった場合、もしくは飛行経路の設定が理想の形にならなかった場合は、ウェイポイントをドラッグするか、新しいウェイポイントを追加することによって、手動で調整できます。

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PhotoMapアプリ内課金

新しく追加されたPhotoMap機能を使用すると、空撮写真に基づいて効率的に地図を作成できます。空撮したいエリアの撮影完了後、写真をGS Proにインポートすると、ソフトウェアが自動で撮影されたエリアの合成写真を作成し、必要に応じて調整できます。

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ウェイポイント飛行経路を設定し、ウェイポイントで実行する操作を決定します。タップすると飛行を開始します。

各ウェイポイントでの高度、ジンバルピッチ、カメラの回転 (時計回りまたは反時計回り) を事前に設定可能です。

機体の回転
ジンバルピッチ
動画撮影開始
動画撮影停止
写真撮影
ホバリング

それぞれのウェイポイントでは、機体の回転、ジンバルピッチ、録画の開始/停止、
写真撮影、ホバリングなど最大 15 の連続アクションを設定できます。

飛行タスクを完了後、自動でReturn to Home、ホバリングまたは着陸するように設定できます。

バーチャルフェンス

バーチャルフェンスは特定の飛行区域を設定します。また、場所の一部区域が飛行禁止区域である場合や、手動で農薬を散布飛行している場合のように、限られた区域のみで飛行する状況で役立ちます。バーチャルフェンスは、パイロットのトレーニングにも使用できます。
機体がバーチャルフェンスに近づくと、機体はブレーキをかけてホバリングし、飛行区域内に留まります。

バーチャルフェンスのサイズと形状は、完全にカスタマイズ可能です。
範囲は、機体の位置を開始地点として使用して、飛行前または飛行中に作成できます。

バーチャルフェンスの内側を飛行する場合、機体の最大速度と高度を設定できます。

産業用アプリケーション

DJI GS Pro はパワフルかつ便利で使いやすいツールです。iPad を数回タップするだけで、複雑な飛行経路を作成可能です。
また、重要なタスクでの精度と信頼性も高められます。
GS Pro は、さまざまな産業分野で効率を飛躍的に高めることができる必要不可欠なツールです。

建設業

精密農業

エネルギー産業

空撮

安全管理

捜索救助

互換性のある製品

GS Pro は以下の DJI の機体とフライトコントローラーに対応:
Mavic 2 Enterprise, Mavic 2 Pro, Mavic 2Zoom, Mavic Pro, Phantom 3 Standard/Advanced/Professional/4K,
Phantom4, Phantom4 Pro, Phantom 4 Pro V2/Advanced, Phantom 4 RTK,
Matrice 200 V2, Matrice 210 V2, Matrice 210 RTK V2, Matrice 210, Matrice 210 RTK, Matrice 100,Matrice 600/Pro, Matrice 200,
Inspire 1/Inspire 2, A3, N3

対応カメラ:
Mavic 2 Enterprise, Mavic Pro、Mavic 2 Pro、Mavic 2 Zoom、
Phantom 3 Standard / Advanced / Professional、 Phantom 4 / Pro / Advanced、Zenmuse X3、 X5、 X5R、 X4S、
X5S、X7、Z3、XT、Z30、XT2、 Mavic 2 Enterprise Dual